高濃度85.1%バイオマスウレタンアクリレートを中心とした光硬化技術の最新動向
フジ合成株式会社は、2025年11月12日 ~ 2025年11月14日の間、幕張メッセで開催された「接着・接合エキスポ」に出展し、光硬化技術およびバイオマス材料を活用した最新ソリューションを広くご紹介しました。
本展示会は、接着剤メーカー、樹脂メーカー、各種部材メーカー、商社、研究機関の技術者が一堂に会する国内最大級の専門展であり、接着技術の最新動向を求める来場者との高密度な技術交流が可能な貴重な機会となりました。
当社ブースでは、特に注目を集めたのが、バイオマス度85.1%という高濃度を達成したバイオマスウレタンアクリレートです。一般的にバイオマス比率の高い樹脂は性能面で課題を抱えがちですが、当社ではプレポリマー段階から分子設計を行うことで、高バイオマス化と高性能化の両立を実現しています。今回の展示では、実際の試験データ、高硬度タイプ・高柔軟タイプ・光学グレードなどの目的別オリゴマー設計例を交え、来場者の具体的なニーズに合わせた提案を行いました。
さらに、当社独自のウレタンアクリレート技術を応用した、接着力向上レジン、耐久性向上レジン、UV硬化粘着剤、光学用接着剤、PP向け接着樹脂などの応用事例も幅広く展示。特に「接着に課題を抱える企業様からの相談」が非常に多く、金属・樹脂複合接着、低エネルギー表面材(PP・PE)への接着、透明性や耐黄変を求める光学用途といったテーマで、多くの技術ディスカッションが交わされました。
また、商社・研究開発部門の来場者からは、「他社にはない高度な分子設計力」「混合処方ではなく、構造設計からのアプローチができる点」に対して高い評価をいただきました。
当社が開発した各種バイオマスウレタンアクリレートは、カーボンニュートラル・持続可能素材の探索といった観点からも注目度が高く、国内外の環境規制強化に向けた最適解として関心を集めました。
ご来場いただきました皆様には、心より御礼申し上げます。
フジ合成株式会社は今後も、高機能UV硬化樹脂・UV接着剤・バイオマスウレタンアクリレートの研究開発を通じて、接着・接合技術分野への貢献を続けてまいります。